【2024年】イランマニアが本当におすすめするテヘランの観光スポット10選！ホテル&レストラン・カフェも。

2024/03/11

こんにちわ！PERSIAN TAGの杉森です！

イラン旅行で最も人気のある都市のひとつ、首都・テヘラン。本記事ではイラン大好き人間である杉森が本当におすすめするテヘランの観光スポットやレストラン、カフェをご紹介します！

テヘランとはどんな街？

人口800万人を超える中東有数の大都市・テヘラン。歴史はそれほど深くなく、18世紀の末にガージャール朝の首都として栄えた都市です。

ガージャール朝時代は日本の明治時代のように、伝統的な文化が西洋文化と出会い、新たな文化が花ひらいた時代。煌びやかな建築や色鮮やかなタイルアートなど、ガージャール文化ならではの魅力に多く出会うことができます。

また、歴史や芸術をはじめテヘランには非常に多くの博物館があったり、現代的な雑貨屋やカフェなども多いという点も首都テヘランならではの魅力です♡

テヘランの歩き方・観光マップ・所要日数

テヘランはイスファハーンやシーラーズなど他都市と比較して人口も非常に多く、面積も大きいので、観光するのにも少しコツが必要です。

地域で見ると、タジュリーシュなどの北部地域はハイソな高級住宅街、グランドバザールなどの南部は下町、イランモールなどがあるの西部はタワマンなども多い新興商業地域、といったイメージです。観光で回るなら、初日は北部、2日目は南部、3日目は西部など地域毎に回るのがおすすめ。

正直なところ、なかなか1回の旅行では全て回るのも難しいと思いますが、テヘランはイランの玄関口として2回目・3回目のイラン旅行の際も訪問する場合も多いと思うので、優先順位をつけて効率よく回ってみてください！

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テヘランのおすすめ観光スポット

1. ゴレスタン宮殿 / Golestan Palace

ゴレスタン宮殿はガージャール朝ならではの豪華絢爛な建築が楽しめる宮殿。現在は博物館として営業していて、イランはじめ世界各国の骨董品、美術品が展示されています。

こちらはメインホールに鎮座するガージャール朝４代目の王・ナーセロッディーン・シャー。

ガージャール朝時代のアイコニックな王として、チャイのカップなどにも多く描かれる人物。

宮殿の外壁にはガージャール文化を代表するカラフルなタイルアートで埋め尽くされ、撮影スポットとしても大人気な場所です。

2. サアダバード宮殿 / Saadabad Palace

テヘラン北部に位置するサアダバードは複数の宮殿で構成され、20世紀パフラヴィー朝時代はシャーの宮殿としてや、ニクソンやアイゼンハワー、カーターなどといった歴代のアメリカの大統領との会談も行われた場所。

2019年にイランを訪問した安倍元総理も、この地で当時のイラン大統領・ロウハニとの会談も執り行われました。

こちらはペルシア神話の英雄、アーラシュの像。イスラーム文化よりもペルシア文化に重きを置く方向性だったパフラヴィー朝時代の特色も垣間見ることができます。

3. 旧アメリカ大使館 / Former U.S. Embassy in Tehran

「アルゴ」という映画の舞台でもある、イラン革命朝後に発生した1979年の「在テヘラン・アメリカ大使館人質事件」の現場となった大使館。

この事件をきっかけに現在もイランとアメリカは国交を断絶しており、こちらの元大使館は現在は「反米博物館」として営業しています。

こちらは機密会談が行われていた防音ルーム。このような、普段は絶対に見れない「大使館の中身」もみることも可能。

中の展示物は反米スローガンが書かれたパネルなどが多く展示されています。良くも悪くも「イラン・イスラーム共和国」らしさを体感できるスポットですね・・・・！

銃痕など、当時の生々しい傷跡もそのまま見ることも。

4. イランモール / Iran Mall

2018年にテヘラン西部の新興地域に「世界最大のショッピングモール」という触れ込みでオープンした超巨大モール、イランモール。

こちらはモール内にある図書館。ショッピングエリア以外にも莫大な予算を掛けた壮大で美しい建築を見ることのできる施設です。

こちらは伝統的な建築を元に造られたジュースバー。他にもアイスホッケー場やホテルなども併設している、現代イランにおける最大の商業プロジェクトの一つとなっています。

5. テヘランのグランドバザール / Tehran Grand Bazaar

テヘラン各都市に伝統的なバザールはあれど、ずば抜けてエネルギッシュなのがこのテヘランのグランドバザール！

とにかく巨大で、見渡す限り、人！人！！ヒト！！！！

何も知らずにブラリと入ると100％迷子になるバザールなので、Googleマップを片手に散策するのがおすすめ。

日用品や食料から高級絨毯や宝石まで、とにかくなんでも手に入るバザールです。伝統的な建築も美しいので、時間に余裕があれば散策してみてください♡

6. タジュリーシュ・バザール / Tajrish Traditional Bazaar

サクッとバザールを楽しみたい！という方におすすめなのが、北部エリアにあるタジュリーシュのバザール。

こちらはグランドバザールよりも規模も小さく、非常に観光もしやすいバザールとなっています。

規模は小さい、と言えどイランの生活の中で必要なものは全て揃う場所となっているので、北部エリアを巡る際は是非訪れてみてください！

7. イラン国立博物館 / National Museum of Iran

イランの歴史に興味がある人が絶っ対に行くべきなのが、こちらの国立博物館！！

古代から現代にかけてのイラン全土から集められた出土品や美術館が時代別に展示されている博物館。

所蔵品の数がかなり多く、英語の表記も充実しているので、歴史好きの人は丸一日でも回りきれないほど、楽しめると思います・・・！

もちろん、イランの文化を代表する細密画やタイルアートなども各時代毎に豊富に展示されているので、イランの歴史を学ぶにはピッタリの場所です♡

8. 絨毯博物館 / Carpet Museum of Iran

イランに来たからには訪れたい場所。それがこのペルシア絨毯博物館。

現代の絨毯屋では絶対に見られないような非常に貴重で美しい絨毯が数多く展示されているのですが・・・もはやそれらの美しさは「絨毯」という概念を超えています。

さすがは絨毯産業の大本命、イランの博物館ということで、他都市では絶対に見ることのできないお宝の数々を眺めることができます。

イランに来たらには絶対に行く価値あり！！な博物館です。

9. 宝石博物館 / National Jewelry Treasury

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銀行の地下にて、カメラやスマホはもちろん、一切の荷物は持ち込めないという最強セキュリティの元で営業しているこちらの宝石博博物館。

イランの歴代の王様が世界中からかき集めた宝石類が展示されていて、例を挙げると、
・500カラットのスピネル
・26,733個の宝石が埋め込まれた王座
・182カラット、世界最大のピンクダイヤモンド
・合計1144カラット（3380個）のダイヤが埋め込まれた王冠
など、もはや人生200周分程の宝石を見ることができる貴重なスポットです。

ただ、その性質上、営業時間が短かったり、突然クローズしていたりするので、営業状況は訪問前に公式HPで必ずチェックするのをおすすめします。