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杉森健一
イランの良さを伝える杉森
25歳の時に出た世界の旅の途中にてイランを訪れ、ハマる。その後はイラン渡航を繰り返し、現在は雑貨店運営・旅行業・フェス事業・執筆業など幅広くイラン関係の事業に携わりつつ、SNSやマスメディアなどでイラン情報を発信中。
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PERSIAN ART GALLERYのモデルはどんなところ?

Shah Mosque / PERSIAN ART GALLERY

みなさまは「イラン」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

最も有名なイランの魅力の一つとして、モスクなどの「ペルシャ建築」を思い浮かべる方も少なくはないと思います。

そこで、PERSIAN ART GALLERYでは、イラン在住デザイナーとタッグを組み、実在するモスクなどの建築物に施されたペルシアンタイルアートをサンプリングしスマホケースなどのデザインに落とし込み、イランの美しさを日本でいながらも、身近なモノで感じることのできるプロジェクトを2020年より開始しました。

今回は、実際にデザインに使用した10箇所の建造物をご紹介してまいります。

是非、デザインを決める上でのご参考にしてください!

目次

【#Rose】Nasir-ol Molk Mosque / ナシーロル・モルク・モスク

イランの古都、シーラーズにあるナシーロル・モルク・モスク(通称:ピンクモスク)は、イランで一番人気と言えるフォトジェニックスポットでも有名で、イラン旅行では絶対に欠かせない場所。

色とりどりのステンドグラスから朝日が差込む光景はまさに幻想的・・・。

このモスクがあるシーラーズは「バラの街」として知られており、ナシーロルモルクにはバラをモチーフにしたタイルアートが多く施されています。

今回はそんなナシーロルモルク・モスクのバラで彩られたタイルアートをサンプリングしました。

カラフルなアートがぎっしりと詰まったスポットで、イランに行くと何回でも行きたくなるスポットです。

【#Palace】Golestan Palace / ゴレスタン・パレス

ゴレスタン・パレス(ゴレスタン宮殿)はイランの首都テヘランにある、19世紀の王家のパレス(宮殿)。

ゴレスタンパレスはさすが宮殿、といったところで、とにかくゴージャス。

また、この宮殿が作られたガージャール朝という時代は、カラフルなタイルアートが非常に流行っていたということもあり、ゴレスタンパレスも建物の壁面には様々なタイルアートが施されており、中庭を周りながら様々なパターンのアートを楽しむことができます。

【#Oasis】Jameh Mosque of Yazd / ヤズドのジャーメ・モスク

このモスクがあるヤズドという街は非常に歴史の長い街。なんと旧市街全体が世界遺産に登録されている(!)という、観光客にも非常に人気のある都市。

そんなヤズドの街のど真ん中に位置するジャーメ・モスクは、50メートル以上もあるミナレット(煙突のような部分)が特徴。

街のどこからでも見えるので、まさに街のシンボルのような存在です!

内部は色鮮やかなターコイズブルーのタイルアートが施され、その美しさはまるで砂漠の街に潤いを与えるオアシスの様。

観光スポットとして、そして何より地域の方々の信仰の拠り所として非常に多くの方々に愛されているモスクです。

【#Royal】Sheikh Lotfollah Mosque / シェイク・ロトフォッラー・モスク

シェイク・ロトフォッラーモスクは古都・イスファハーンにあるイランで最も有名なモスクの一つです。

このモスクがあるイマームスクエアは、約400年前に当時の王朝・アッバース朝の中心地として栄え「イスファハーンは世界の半分」とまで言われました。

そんなイマームスクエア内に王族専用のモスクとして建てられたシェイク・ロトフォッラーモスクは、まさにペルシャの文化・芸術を濃縮した様なモスクで、その美しさは本当に息を飲むほど。

「これぞペルシャ建築」と言っても過言ではない、イランのモスクの代名詞であるような存在のモスクです。

【#Spiral】Imamzade Hossein Shrine / イマームザデ・ホセイン・シュライン

カズヴィンという街にあるイマームザデ・ホセインシュラインは、これまでの4つのスポットと比較すると知名度は低いですが、非常に素敵なタイルアートが施されてる霊廟です。

今回のスマホケースのデザインの元となった黄色とグリーンを基調としたタイルアートは珍しい柄で、イランでもなかなかお目にかかることができません。

カズヴィンはイラン旅行ではあまりポピュラーではない街ですが、素敵な魅力が詰まった街ですので、是非機会があれば訪れてみてください♪

【#Light】Shah Cheragh Shrine / シャー・チェラーグ・シュライン

シーラーズにあるシャー・チェラーグ・シュラインは、「光の王」と呼ばれたアフマド・イブン・ムーサーが祀られ、建物内部が鏡のモザイク貼りで敷き詰められいて、まるで万華鏡の中の世界にいる様。

鏡貼り以外にも、内壁や外壁には所狭しと色鮮やかなタイルアートで彩られており、まさにペルシャの建築やアートをふんだんに味わえるスポットとなっています。

観光スポットとしても人気が高いですが、もちろん宗教施設として国内でも最も重要な意味を持つ施設の一つです。

【#Universe】Tomb of Hafez / ハーフェズ廟

建築などとともにペルシアンカルチャーを代表し、1000年以上も世界中から愛されているペルシャの詩。

このハーフェズ廟は、イランで最も愛されている詩人のひとりであるハーフェズが眠る霊廟です。

鮮やかな庭園内に棺を守るように建てられたドーム内部には美しい幾何学的タイルアートが施されており、まさに宇宙の広がりを彷彿とさせる様なハーフェズの神秘的な抒情が司っているよう。

【#Life】Tomb of Saadi / サアディー廟

サアディー廟は、フェルドウスィやハーフェズと並び、イランで最も愛されている詩人のひとり、サアディーが眠る霊廟です。

サアディーが活躍したシーラーズを象徴する花であり、彼の代表作「ゴレスターン(薔薇園)」のタイトルにもなっている薔薇をモチーフにしたタイルアートが散りばめられたサアディー廟は、まさにシーラーズのカルチャーを象徴するスポット。

活き活きと生い茂る木々や花々、そしてそれに留まる小鳥たち。生命力が満ち溢れるタイルアートは、世界中を巡る旅をしたサアディーのバイタリティを感じさせます。

【#King】Shah Mosque / シャー・モスク

イスファハーンのイマーム広場の南に位置するシャー・モスク(別名:イマーム・モスク)は、まさにペルシャの建築やアートの集大成とも言えるモスクです。

壮大な建築にぎっしりと詰め込まれたブルーを基調とする繊細なタイルアートは、まさに息を呑むほどの美しさ。

「シャー(王)のモスク」の名前通り、圧倒的な存在感と美しさを誇るモスクです。

【#Bride】Borujerdi House / ボルジェルディ・ハウス

テヘランの少し南に位置するカシャーンのボルジェルディ・ハウスは、19世紀の建築された大商人・ボルジェルディの邸宅。

とても一商人の邸宅とは思えないほどのこの豪邸のハイライトは、なんといってもこちらのドーム状の天井。見ているだけでどんどんその世界に引き込まれそうな建築は、イランで最も美しい建造物のうちの一つです。

実はこの家屋は、当時の大商人が愛する花嫁の為に贈った家。ペルシア建築の美しさ、そしてロマンスに満ちたヒストリカルハウスです。

さいごに

以上の10スポットが、今回PERSIAN ART GALLERYのデザインの元となったスポットです。

イランのモスクは本当に素敵で、本当は現地に行き、その肌で、その目で感じて頂くのが一番なのですが、このご時世中々実際に行く事は簡単ではないかもしれません。

だからこそではないですが、PERISIAN TAGの商品を通じて、ペルシャのアートを少しでも身近に感じていただけますと幸いです。

Shah Mosque / PERSIAN ART GALLERY

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